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商務部:海外企業の中国地域開発への参入を奨励
発信時間: 2007-11-19 | チャイナネット

商務部の崇泉部長補佐は先般、「内外多国籍企業CEO円卓会議」の席で、海外企業による中部・西部や東北旧工業基地など中国の地域開発への参入を奨励すると述べた。

崇泉氏は、東部沿岸部と比較して、中部・西部地域、東北旧工業地帯は人件費コストや土地資源などの面で優位性があると強調した。ここ数年、これら地域のインフラは整備され、産業シフトの条件が整っている。今年上半期、西部地域の実質外資利用額の伸び率は52%に達し、国の平均レベルより40ポイントも高いものとなった。

外国企業の中部・西部地域、東北旧工業基地などへの投資を奨励するため、商務部は「万商西進(企業が大挙して西部へ)」関連など一連の政策・措施を実施している。その中には、中部・西部地域、東北旧工業地帯における経済開発区建設参入への奨励、これら地域のインフラ整備の強化、人材の育成訓練の展開、中部地域投資貿易博覧会の開催、西部横断高速物流ルートの構築などが含まれている。

そのほか、崇泉氏は、中国は外国企業と製品の品質・安全などの分野における協力をも強化すると語った。

中国政府が製品の品質・安全に関する整頓を進めており、輸出入の全プロセスへの監督・管理に関する措置が講じられている。

「チャイナネット」2007年11月19日

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