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中小銀行23行「銀団連合会」発足
発信時間: 2007-11-28 | チャイナネット

深セン平安銀行、中国光大銀行、北京農村商業銀行など国内・海外資本の中小銀行23行が27日、深センで「中小銀行銀団連合会」を発足させた。内外資本の中小銀行が独自に、地域を超えて設立した国内初の銀行間組織となる。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

これまでの銀行間組織の協力といえば融資を指していたが、今回は協力内容に融資のほか、負債関連業務や中間業務といった銀行業務、保険、証券、信託などの金融業務が含まれる。新組織を立ち上げるにあたり、今後各地の企業に総合的な金融サービスを提供するとの方針が明確にされた。加盟行はそれぞれ金融ローンの統合、業務プロセスの簡略化、市場参入基準の統一、各方面利益の調整などに力を入れる。

新組織は協力プラットフォーム「銀団合作項目池」を設置し、これにより中小銀行間の効率的な協力の土台が確立した。これまでの銀行間協力は基本的に契約方式によるもので、契約が履行されれば協力関係も終わりを告げた。今回はプラットフォームが試験的に設置され、各行は今後それぞれの推薦プロジェクトをプラットフォームで公開し、内容について定期的評価が行われるとともに、段階的に事業が進められる予定で、プラットフォームに対する合理的な管理メカニズムが構築されたといえる。同メカニズムの下でプロジェクトが分類評価され、「育成期」「観察期」「開発期」「進行期」「維持期」などの各段階に分けられ、分類や時期に応じて協力が進められる。こうして銀行間協力には無限のリソースが生まれ、持続可能な発展が実現されることになる。

「人民網日本語版」2007年11月28日

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