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海上風力発電所が稼動、国内初
発信時間: 2007-11-29 | チャイナネット

渤海湾に設置された国内初の海上風力発電所が28日、正式に稼動し、発電を開始した。これは海上の石油・天然ガス田への電力供給専用に作られた世界初の風力発電所でもあり、中国の海上風力発電が実質的な進展を遂げたことを示している。「第一財経日報」が伝えた。

まだ初歩的段階にある中国の海上風力発電にとって、今回の小さな一歩は将来の大きな発展への期待をかきたてるものだ。今回の投資、設計、建造、設置を担当した中国海洋石油総公司は、将来は海上風力発電を近海や近海の経済発達地区の電力供給網に組み込む計画を立てている。

この海上風力発電所は今月8日にテスト発電がスタートし、20日間の試運転を経て、今回の正式な稼働・発電にたどり着いた。今回の発電スタートは、海洋の石油プロジェクトが新エネルギー建設分野に突入したことを示している。

「人民網日本語版」2007年11月29日

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