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貴州省で温室効果ガスを削減、13億元の排出量取引
発信時間: 2007-12-05 | チャイナネット

貴州省発展改革委員会(発改委)によると、貴州省は2006年からすでに10件のCDM(Clean Development Mechanism、クリーン開発メカニズム)プロジェクトを国連に登録申請した。全プロジェクトが実施されれば、二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量は1700万トン以上削減される見通し。貴州省の関係企業が削減した二酸化炭素は、13億元で先進国と取引される。「貴州日報」が伝えた。

「京都議定書」に締結した日本・フランス・ドイツなどの国が発展途上国から二酸化炭素の削減量を購入する排出量取引は、遅れた地域の企業の収入源の一部になっている。排出量取引は、温室効果ガスの削減を目的としていることから、国際エコ取引ともいわれる。貴州省発改委地区経済処の尹暁芬・元処長によると、この取引は発展途上国の温室効果ガス削減のコストを大きく抑えるだけでなく、遅れた地域の企業に発展のチャンスを与えているという。

「人民網日本語版」2007年12月05日

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