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余剰外貨準備「海外で小麦栽培を」経済学者提言
発信時間: 2007-12-10 | チャイナネット

経済学者の厲以寧氏は8日、北京大学で開催された光華管理学院の2007年冬季校友学術フォーラムに出席し、「中国の余剰の外貨準備で南米やオーストラリアに土地を買い、農場を経営して小麦や大豆を栽培し、中国国内に輸出すればいい」と異色の提言を行った。「北京晨報」が伝えた。

中国人民銀行(中央銀行)が発表したデータによると、今年9月末現在、中国の外貨準備残高は1兆4336億ドルに達し、前年同期比45.11%増加した。実際、昨年年初に初めて日本を抜いて外貨準備世界一になってからの1年余りに、外貨準備はどれほどの規模を維持すべきか、どのように運用するかで、学術界の意見は大きく分かれた。厲氏は「中国は現在の外貨準備世界一の位置を自ら放棄すべきではない。規模は2位の日本を10~15%ほど上回る現在のレベルを維持するべき」との見方を示す。

外貨準備運用の「管理人」である中国投資有限責任公司の楼継偉董事長(会長)は「中国投資有限責任公司の投資先は金融商品の組み合わせが中心になる。リターンが比較的遅いインフラ分野には投資すべきでない」との見方を示している。

「人民網日本語版」2007年12月10日

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