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生産能力の劣った鉄鋼メーカーの閉鎖政策、全国へ拡大
発信時間: 2007-12-28 | チャイナネット

「生産能力の立ち遅れた鉄鋼メーカーの閉鎖・生産停止責任書」が、北京市や河北省など10省・自治区・直轄市による今年4月の締結に続き、18省・自治区・直轄市(天津、内蒙古、吉林、黒竜江、安徽、福建、湖北、湖南、広東、広西、重慶、四川、貴州、雲南、陝西、甘粛、青海、寧夏)および宝山鋼鉄によって27日新たに締結された。

第2弾となる責任書は、同日行われた「生産能力の立ち遅れた鉄鋼メーカーの閉鎖・生産停止工作会議」で国家発展改革委員会との間で締結された。同責任書によると、中国は2010年までに、年間生産能力4931万トン分の製鉄所と3610万トン分の製鋼所を閉鎖・停止することになっており、関連企業は573社に及ぶ。

今年4月27日に開かれた国務院会議以来、生産能力の立ち遅れた鉄鋼所の閉鎖・生産停止作業は、段階的な成果を上げつつある。4月に責任書を締結した各省が11月末までに閉鎖・停止を実施した製鉄所と製鋼所は、生産能力でそれぞれ2940万トンと1521万トンにのぼっている。

「人民網日本語版」2007年12月28日

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