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安全に問題ある食品の回収制度を確立へ
発信時間: 2007-12-27 | チャイナネット

「食品安全法」草案が26日、全国人民代表大会(全人代)常務委員会に初審議を提起された。草案では生産と経営の両面から、安全性に問題のある食品の回収制度構築を打ち出している。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

草案の規定によると、食品の生産者がその生産した食品に安全性の問題があることを発見した場合は、直ちに生産を停止し、関連情報を社会に公表し、関連の生産経営者に通知して当該食品の生産・販売を停止するとともに、消費者の使用を停止しなくてはならない。また、すでに流通した食品を回収し、回収状況を記録しなくてはならない。

草案の規定では、食品の経営者がその取り扱う食品に安全性の問題があることを発見した場合は、直ちに販売を停止し、関連の生産経営者に通知して当該食品の生産・販売を停止し、消費者の使用を停止するとともに、通知状況を記録しなくてはならない。

草案は、食品の生産経営者は回収した食品の廃棄処分や無害化処理などを行い、市場への再流入を防止しなければならないと強調する。

「人民網日本語版」2007年12月27日

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