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東南沿海部最長の複線鉄道トンネルが開通
発信時間: 2008-01-14 | チャイナネット

霞浦トンネルの工事現場

中国東南沿海部最長の鉄道トンネルである、温州・福州間の鉄道旅客輸送専用線の霞浦トンネルが13日に貫通した。

福建省霞浦県にある温州・福州間鉄道の霞浦トンネルは全長13キロで、鐘乳洞、断層、地下川など地質条件が悪い福建省東部の山間部を横断している。

2005年8月の着工以来、中国鉄建中鉄19局グループは、設計、監督管理部門などと協力して「早期地質予報」や「全断面密封コンクリート打ち工法」など、自主研究開発した9つの新しい技術や方法を採用し、5つの地質断層やいくつかの地下川を安全に通り抜けた。また悪い地質条件で、掘削速度月323メートルの国内新記録を作り出し、今年の温州・福州間鉄道レール敷設計画への道筋をつけた。

 温州・福州間鉄道は全長298キロ、設計時速200キロ以上で、今年はレールが敷設され、全線開通は2009年を予定している。開通後は、温州・福州間の所要時間がわずか1時間半になる。

「チャイナネット」2008年1月14日

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