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レジ袋有料化の是非をめぐって
発信時間: 2008-01-15 | チャイナネット

レジ袋代は製造コストより高くあるべき

中央民族大学生命環境学院の薛達元教授は9日、レジ袋有料化政策は消費者のレジ袋乱用を抑制するための極めて効果的な措置だと評価し、「売り場ではリサイクル可能な紙袋を提供することも可能だが、最も理想的なのは買い物客がマイバッグを持参することだ」と指摘した。

薛教授はまた、中国消費者協会の武高漢・副秘書長の提案に賛成の立場を示し、「国家がレジ袋有料化政策によって真の効果を得ようとするなら、具体的な料金システムを打ち出す必要がある。環境保護の立場から言えば、レジ袋一枚の値段はその製造コストより高く設定すべきだ。庶民にとって無視できない程度の価格を設定すれば、レジ袋の使用は確実に減る」とコメントした。

大部分の市民が賛成 値段設定はほどほどに

レジ袋の有料化について意見を求められた北京の市民の多くは、この措置に対して支持の立場を示した。支持理由としては、「資源節約と環境保護の習慣づけに役立つ」ことや、「資源の浪費を削減し、環境への汚染を緩和することにつながる」ことなどが挙げられた。一方、「買い物に出るときに自分で袋を持っていくことを忘れてしまうこともあるのだから、レジ袋の値段が環境保護の名のもとにあまりに高く設定されるのには納得がいかない」との意見もあった。

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