ホーム>>経済 |
中国市場が英国にもたらす6大チャンス |
発信時間: 2008-01-11 | チャイナネット |
|
傅瑩・駐英中国大使は8日、英中貿易協会がロンドンで開催した新会長の就任祝賀パーティーでスピーチを行い、現在の中国市場が英国の商業界にもたらしている6大チャンスを指摘した。 (1)中国経済の持続的な高度成長によるチャンス。中国は世界最大の市場となっている。これは投資・サービス・教育・観光分野で強みを持つ英国にとって大きな良いニュースだ。 (2)北京五輪によるチャンス。専門家の計算では、オリンピックが中国にもたらすビジネスチャンスは2004年から2008年までに約4千億ドルの巨額に達し、今年の五輪関連商品の販売額だけでも10億ドルを超える。オリンピック後も中国と英国などの国々の協力はインフラ整備などで大きな可能性を持つ。 (3)中国のサービス業の力強い発展と輸入拡大によるチャンス。第17回党大会報告は現代的サービス業の発展、サービス業の比重と水準の引き上げを強調している。 (4)中国が、資源節約と環境にやさしい社会を建設することによるチャンス。第17回党大会は資源節約・環境保護の基本国策の堅持を打ち出し、さらに中央経済工作会議は「今年は省エネ・排出削減の要の1年」と指摘している。中国は省エネ型の新設備・新技術の輸入を積極的に奨励し、資金・技術・ノウハウ・人材面での先進国との協力を高度に重視している。ブラウン首相の訪中時に両国は省エネ・環境保護分野でいくつかの合意に達する。これは英国の商工業界に重要なビジネスチャンスをもたらすだろう。 (5)中国企業の一層の海外進出によるチャンス。中国は国内誘致・海外進出の両政策をより良く結合し、企業が研究開発・生産・販売分野で国際化された経営を行うことを支持していく。このため、中国の関係部門は政策と金融支援措置を講じ、各種企業による海外投資を奨励する。英国はその重要で優先的な対象国の1つだ。 (6)中英関係の発展によるチャンス。両国政府はブラウン首相の訪中を高度に重視し、入念な準備を進めている。 「人民網日本語版」2008年1月11日 |
|