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中国インターネット産業急成長の4要因
発信時間: 2008-01-23 | チャイナネット

中国インターネット情報センター(CNNIC)はこのほど、北京で「第21回中国インターネット発展状況統計報告」を発表した。同「報告」によると、中国のウェブページ数は昨年末84億7千万(年成長率89.4%)に達した。また、インターネット利用人口は2億1千万人、昨年一年で7300万人増加し、今年上半期には米国を抜き世界最多なることが明らかになった。同センターの研究スタッフは、「検索サイト『網易有道』が提供した各項目の詳細データからみると、ウェブページ数とインターネット利用人口の急速な増加はイノベーション普及理論に合致し、中国のインターネットはいまだ急速な発展の過渡期にある」と紹介した。「賽迪網」(ccidnet.com)が伝えた。

さらに、専門家は中国のインターネットの急速な発展についてその要因を次のように分析する。

(1) 昨年の第1~3四半期にはCGP成長率が10.5%を記録するなど経済がここ数年急成長を継続していること。

(2) ノートパソコンの使用率が増加するなどインターネット設備が向上してきたこと。

(3) 農村でのインターネット利用人口が5200万人を突破、年間増加率は127%に達し、新規ユーザーの4割を占めるなど激増していること。

(4) インターネットの優れた娯楽機能や、誰でも参加できるスペースがネットユーザーの大きな吸引力となっていること。

「人民網日本語版」2008年1月23日

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