中国インターネット協会と中国インターネットデータセンター(DCCI)が21日に発表した「ネットガイド2008中国インターネット広告市場調査研究報告」で、中国のインターネット広告市場が今後急速な伸びをみせ、2011年には2番目に大きな広告メディアとなるとの予測が明らかにされた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国のインターネット広告市場規模は昨年、76億8千万元に達し、前年同期比54.2%増加した。今年は121億7千万元(年間成長率58.5%と予想)に達することが見込まれる。
インターネット広告市場は今後2年で50%以上の成長率を保持し、テレビや新聞などの広告成長率を2倍以上上回ることが見込まれる。インターネット広告市場規模は2011年、500億元に達し、新聞を追い越し、テレビに次ぐ広告メディアへと成長していくことが予測される。
中国インターネットデータ研究部の傅志華・総監によると、インターネット利用人口の増加、大手広告主のインターネット販売重視、08年北京五輪の牽引力が主な要因となりインターネット広告市場は成長の勢いを加速させているという。
「人民網日本語版」2008年1月23日 |