1989年、中国の電子情報産業は世界9位だったが、1996年には世界5位に成長した。1999年、中国は米国、日本に次ぐ世界3番目の電子情報産業国になり、2003年は日本を抜き世界２位に躍進して、中国の電子情報産業の国際地位は急速に上昇した。

2007年、中国電子情報産業の売上高は5兆6000億元で、2002年に比べて3.3倍拡大した。工業増加額は1兆3000億元で、2002年の4.4倍、利益総額は2100億元で、2002年の3.3倍になった。

2007年の電子情報製品輸出入総額は8047億ドルに達し、前年に比べ23.5%増加した。そのうち輸出額は4595.2億ドルで、同26.3%増になり、伸び率は全国平均を0.6ポイント上回り、全国輸出総額に占める割合は37.7%だった。また全国の輸出増加への貢献率は38.4%で、輸出総額25.7％増加の貢献度は9.9ポイントだった。

中国の主要生産品の世界におけるシェアが急速に上昇したことで、携帯電話、パソコン、カラーテレビ、デジタルカメラなど、数十種類の電子情報製品の生産量は世界1位になった。

「チャイナネット」2008年2月2日