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三峡ダムプロジェクト、今年貯水位が172~175mへ
発信時間: 2008-02-29 | チャイナネット

中国三峡総公司が先に開いた08年度業務会議によると、国務院の三峡建設委員会による認可を経て、三峡水利中枢プロジェクトが今年の増水後、総合的な効益を早急に発揮するため、貯水位が172~175メートルの高さまで引き上げられることになった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

06年5月、プロジェクトの主体である三峡ダムが完成し、10月末には水位を156メートルまで引き上げる2回目の貯水が行われ、初期稼動期に入った。これにより、三峡ダム地域から重慶市長寿県を結ぶ航路が大幅に改善され、110億立方メートルの洪水調節容量が確保され、水害防止、水運、発電などで全面的な効果が発揮され始めた。

三峡プロジェクトで最終的に海抜175メートルまで水位が上昇すれば、▽三峡ダム地域から重慶港区までの航路が有効的に改善され、1万トン級船が重慶港へ渡航でき、▽三峡ダムの洪水調節容量は以前の2倍になって、長江中流と下流を水害から守ることができ、▽発電量の増加を図ることができる――。

「人民網日本語版」2008年2月29日

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