中国軽工業連合会の統計データでは、2006年の中国ギフト産業生産総額は約2000億元で、世界ギフト市場の60％以上のシェアを占めている。五輪のビジネスチャンスをきっかけに、中国のギフト市場は、千載一遇の発展のチャンスを迎えているといえるだろう。

3月20日に開幕する「第6回中国国際ギフト、贈答品、家庭用品展示会」の記者会見では、近年、中国のギフト輸出額は増え続け、多くの欧米の百貨店業や、多国籍スーパーチェーン、専門店の代理店が相次いで中国に移り、中国ギフト生産業の年平均生産額の伸び率を12％押し上げていると報告された。

　中華全国商工業連合会ギフト業商会の孫震会長は、中国ギフト産業の規模は大きいが、業界全体は原材料の値上げや電力不足、労働者不足、国外の関連基準や法規の変更などで、厳しい状況に直面しており、高生産量、低い技術商品から高品質なものへ、そしてハイエンド商品への質的変化の時期であると話す。

｢チャイナネット｣2008年2月29日