ホーム>>経済>>視点
中国携帯ゲーム市場、2010年に200億元規模に
発信時間: 2008-03-03 | チャイナネット

電子商取引(eコマース)研究に長年取り組んでいる上海理工大学の楊堅争教授はこのほど出版した「2008年ハイテク発展報告」の中で、モバイル決済の発展を土台として、モバイル電子商取引は今後、個人情報サービス、銀行業務、取引、ショッピング、エンターテインメントなどの各分野をカバーするようになる見込みで、モバイル電子商取引の時代が徐々に近づいているとの見方を示した。また2010年には携帯電話ゲームの市場規模が200億元に達する見込みという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

中国の電子商取引は2002~04年の準備調整期間を経て05年に本格始動し、その後徐々に実務的な発展の軌道に乗り、06~07年には急速発展の段階に突入した。

同報告によると、今後2~3年の間に、現在の携帯電話利用者約5億人のうち3分の1が、ゲームを楽しめるミドル~ハイエンド端末への切り替えを行うと予想される。2010年には携帯ゲーム利用者は1億5千万~2億人に達し、一人当たり平均年間利用料120元で計算すると、年間市場規模は200億元を突破するものと予測される。

「人民網日本語版」2008年3月3日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 民営企業の代表、省エネと廃棄物排出減に関心

· 政府活動報告、今年の4つのポイント

· 北京市発改委 五輪後の景気に好感

· 鉄道部「台湾海峡西岸の鉄道網、5~10年で4800キロに」

· 中国高官「早急に知的財産権の警告体制確立を」