中国銀行監督管理委員会(銀監会)は3日、今年は金額が百万元以上に上る事件に対する責任追及をより厳しくする方針で、関連する責任追及基準を明確にしたことを明らかにした。これには、省クラス支店管轄内で金額が1千万元以上に上る事件が起きた場合、同支店の頭取および上級銀行の関係管理者の責任が追及されるという規定も含まれる。
銀監会は、事件責任追及を厳格化する業務対象は主に、金額が百万元以上に上る事件の責任追及業務だと強調している。具体的な基準は次の通り。
▽ 県クラス支店管轄内で百万元の事件または2件の50万元以上の事件が発生した場合、まず支店頭取の責任が追及され、上級支店の関係頭取に対しても相応の行政処分が課せられる。
▽ 市クラス支店管轄内で500万元の事件または2件の300万元以上の事件が発生した場合、まず同支店頭取の責任が追及される。さらに、省クラス支店の関係頭取に対しても行政処分が課せられる。
▽省クラス支店管轄内で1000万元以上の事件あるいは2件の500万元以上の事件が発生した場合、まず同支店頭取の責任が追及される。さらに、上級銀行の関係管理者の責任も問われる。
「人民網日本語版」2008年3月4日 |