税関総署がこのほど発表した統計データによると、今年1~2月の輸出入総額は3659億3千万ドルで、前年同期に比べ23%増加した。うち輸出は1969億9千万ドルで同16.8%増加し、増加率は前年同期を24.7ポイント下回った。輸入は1689億4千万ドルで同30.9%増加し、増加率は前年同期を10.3ポイント上回った。貿易黒字は同29.2%減少の280億5千万ドルで、2月単月では前年同月比152億ドル減少の85億6千万ドルとなった。
税関がまとめた統計によると、年初以来、一般貿易の輸入の伸びが目立って加速し、国有企業が輸入に力強さを発揮している。1~2月、外資系企業の輸出入額は前年同期比18.8%増加の2045億2千万ドルに達し、国有企業は同28.7%増加の890億5千万ドルで、増加率は前年同期を6.5ポイント上回った。
同期の主な貿易相手先との二国間貿易額をみると、欧州連合(EU)が第一の相手先で貿易額は611億6千万ドル(同19.9%増)に上った。2位は米国で477億6千万ドル(同9%増)、3位は日本で384億8千万ドル(同15.1%増)だった。
輸出製品のうち、機械電器製品の伸びが急速で、伝統的な大口製品の伸びは緩やかだった。輸入製品では自動車が大幅に増加し、輸入台数は同82.6%増加の6万2千台に達した。
「人民網日本語版」2008年3月12日 |