第一汽車とマツダの合弁による自動車販売会社・一汽マツダ銷售有限公司の于洪江・副総経理は16日、「中国では消費者の消費概念が変化し、ツーボックスカーの販売数が急増している」と述べた。中国のツーボックスカーは市場全体の19%に達したが、ヨーロッパや日本のシェア70%に比べるとまだ見劣りする。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
于副総経理は「マツダ輸入ツーボックス・3車種説明会」で、「ツーボックスカーはコンパクトで、場所をとらず、低燃費、排ガスを低減し、楽々運転が可能、駐車がしやすく、出費が抑えられる」と高性能をアピール、「海外では流行っていたが、伝統的なクルマの消費概念にとらわれ中国ではあまり人気がなかった」と紹介した。
ここ数年、クルマに対する国内の消費概念の変化と、自家用車の購入が主流になるに伴い、ツーボックスカーの利点が次第に見直されてきた。国内の主要都市ではツーボックスカーは市場全体の40%近くを占めるまでになり、うち経済型が70%、ミドルクラスが30%の割合となっている。
于副総経理は「ミドルクラスのツーボックスカーは今後5年間は40%以上の成長スピードを保持し、自動車市場全体の増加幅を上回るだろう」と指摘する。
「人民網日本語版」2008年3月17日 |