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企業の社会責任について 蒙牛董事長が米国で講演
発信時間: 2008-03-21 | チャイナネット

蒙牛乳業の牛根生・董事長はスピーチで、「老牛基金会」のリーダーとして3年前から公益事業を実践してきた中で得たことを振り返った。また蒙牛乳業が企業の社会責任を果たしてきた8年間の活動と思いを語りながら、中国企業と中国人企業経営者の独特な社会責任観を披露し、海外メディアの注目を集めた。

老牛基金会の設立は05年。牛董事長が保有していた時価総額40億香港ドルにのぼる中国蒙牛株の全てが寄付され、公益事業・慈善事業の発展に力を尽くしてきた。企業経営者の資金提供によって設立された慈善基金会は大陸部で初めて。また蒙牛乳業は、農村貧困地区の小学校1000校の教諭と生徒に、1年間無料で牛乳を提供するという慈善活動を行っている。牛乳の1人当たり消費量が世界平均の4分の1しかなく、農村地区に至っては全国平均のさらに10分の1にとどまっている中国では、蒙牛の無料提供の影響力は非常に大きい。海外メディアは、「深い伝統文化を持つ中国では、『楽善好施(善を楽しみ施すを好く)』の美徳を提唱する儒家の教えに古くから親しんでいる。牛董事長など成功者が社会へ恩返しするという習慣もこの文化の中から生まれてきた」との分析を示している。 

「人民網日本語版」2008年3月20日

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