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マクロ経済、6カ月連続で過熱気味
発信時間: 2008-03-31 | チャイナネット

国家統計局が28日発表したマクロ経済景気指数の警告信号図によると、昨年9月から今年2月に至る6カ月間、マクロ経済運営は過熱気味だった。今年1~2月の工業生産は昨年の過熱傾向から安定傾向に転じ、固定資産投資、輸出入額、工業企業利益、金融機関の各種貸付金、広義マネーサプライ(M2)などの各指標がいずれも安定した状態を維持した。「上海証券報」が伝えた。

1~2月に引き続き過熱傾向を示した経済運営指標には消費者物価指数(CPI)、社会消費財小売総額、個人可処分所得などがあり、財政収入も過熱状態にあった。

こうした指数から、中国のマクロ経済成長が全体的に鈍化している事実が浮かび上がるが、今後の経済動向に関する先行指数をみると、今年1月は前月比0.01ポイント、2月は同0.76ポイントそれぞれ上昇しており、今後数カ月間の中国経済はさらなる過熱状態に向かう可能性がある。

「人民網日本語版」2008年3月31日

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