VIPラウンジ、喫煙室、搭乗バスがない、国内初の、低価格ターミナルが3月30日、鄭州新鄭国際空港で正式に運営を開始した。昆明、大連、廈門(アモイ)などの空港も、このような低価格ターミナルの建築を計画しており、国内の航空会社の低コスト運営をサポートしていく。「新京報」が伝えた。
このターミナルは、今のところ、国内初の格安航空会社である春秋航空が使用するだけだ。情報によると、この低価格ターミナルで徴収される費用は、他の空港より50%前後も低くなっている。離発着料が、航空会社のコスト12%を占めることから計算すると、このターミナルの運営により、そのエアチケットの価格も、更に3~5%ほど下げることができる。春秋航空の鄭州―上海の往復チケットは今のところ基本的に約70%オフで、其の他の航空会社と比べて36%も安い。その最低料金は99元で、平均座席利用率は95%に達している。
鄭州空港の関連責任者によると、低価格ターミナルは、格安航空会社専用に作ったもので、鄭州空港の新設ターミナルの西側に位置する、もとの臨時国際線ラウンジを改築したもので、3800㎡の延床面積を有している。一般のターミナルの1㎡辺りの建築費用は1~1万1千元だが、低価格ターミナルは2000元でまかなうことができた。
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