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データで見たチベットの変化
発信時間: 2008-04-15 | チャイナネット

西藏(チベット)が平和解放されて以来、西藏高原にいかなる変化がおとずれたのか?経済、文化、医療衛生、社会生活、教育など、各方面のデータを比較することにより、西藏高原がまさしく一変した様子をはっきりとうかがい知ることができる。

ーー財政収入:1988年、西藏の地方財政は初めて黒字に転化、昨年までの地方財政収入は累計23億1400万元に達した。

ーー医療衛生:西藏住民の平均寿命は、1959年の民主改革前の35.5歳から67歳まで向上した。妊婦死亡率についても、新中国成立初期の10万人当たり5千人から2006年には同247.49人にまで減少している。西藏には現在計1343カ所の医療衛生機構があり、医療関係者9095人、うち医師4270人を数える。人口1千人当たりの病床数、医療関係者数はそれぞれ2.64床、3.20人に達する。西藏のすべての農牧民はいずれも無償医療を基本とした農牧区合作医療に加入している。 

ーー人口・社会保障:旧西藏(旧チベット)の人口増加速度は緩慢で、多くの住民は基本的にいかなる社会保障を享受することもできなかった。1950年代以前の200年間以上にわたり、人口は100万人前後を推移していた。1953年、西藏地方政府のまとめた西藏人口は100万人であり、200年間で僅か5万8千人の増加にとどまっている。しかし最新の人口変動サンプリング調査より推算すると、昨年末現在の全自治区総人口は284万1500人に達し、前年比3万1500人増加している。藏族の人口総数は西藏自治区成立前に比べて2倍となった。現在、各種社会保険に加入している都市部住民数は33万人以上となっている。

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