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データで見たチベットの変化
発信時間: 2008-04-15 | チャイナネット

ーー教育:旧西藏には現代的な学校施設は1カ所もなく、適齢期児童の入学率は2%未満、成年の文盲率は95%に達していた。現在、自治区全区73県で6年制義務教育が完全普及、人口カバー率は100%に達している。63県では小・中学校義務教育が普及、9年制義務教育普及率は90.2%に達しており、義務教育の普及率・水準はより向上している。小中学校・高等学校・大学の入学率はそれぞれ98.2%、90.7%、42.96%、17.4%に達しており、青年文盲率は4.76%にまで低下した。

ーー社会生活:旧西藏(旧チベット)地方政府の統計によると、1950年現在、西藏(チベット)住民のおよそ90%は住宅を有していなかった。ひるがえって現在、少数の遊牧民を除き、西藏自治区のすべての家庭が安定した住宅に住んでおり、住民の居住条件は改善された。2006年より、西藏自治区は農牧民に対する定住プロジェクトを開始、既に11万4千世帯、延べ57万人の農牧民が新居へ入居した。昨年、西藏自治区の農牧民1人当たりの平均収入は2788元、都市部住民1人当たりの平均収入は1万1131元に達した。2006年の統計によると、西藏自治区の民間自動車保有台数は14万3900台に達し、前年比35.2%増加、当時の総人口(281万人)から計算すると、同自治区内では20人に1台の割合でマイカーが普及していることになる。

ーー経済・社会発展:旧西藏では、現代的工業は皆無であり、農業の発展は緩慢であった。しかし昨年現在、西藏自治区内の食糧作物植え付け面積は17万1770ヘクタールに上り、前年比110ヘクタール増加している。工業の通年付加価値額は25億7100万元に達し、前年比17.1%増加している。昨年、同自治区を訪れた観光客数は延べ402万人に上り、前年比60%増を記録、観光総収入は48億元、同73.3%の伸びを見せた。これは全自治区GDPの14.2%に相当し、前年比4.6ポイント増加している。

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