「中部崛起」(中部地区の勃興)戦略が着実に推進されるにつれ、現代観光業は中国中部地区において成長が最も速い産業のひとつとなった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
武漢で開かれている「第4回華中観光博覧会」からの情報によると、中部6省(山西、江西、河南、安徽、湖北、湖南)の観光業はここ数年急成長しており、各省の観光総収入および受入観光客総数の年平均増加率はいずれも約20%に達し、同時期の国内総生産(GDP)成長スピードおよびの全国観光業の平均成長レベルを上回っているという。
中部6省が2007年に受け入れた国内外観光客総数は、前年比21.75%増の延べ5億9900万人、2007年観光総収入は同比28.88%増の4346億3800万元。うち、海外観光客受入総数は同比25.82%増の延べ559万5500人。
中部6省の旅行部門は、今回の観光博覧会開催中に、中部の観光資源と地理的優勢を活かし、共同で構築した中部観光協力モデル地区の構想を打ち出した。中部観光産業の将来性を有望視し、国内外資本計110数億元が中部6省の観光地、休暇村、ホテルおよび博物館の建設に投入される。
「人民網日本語版」2008年4月28日 |