中国聯通株式公司(China Unicom)と中国網通集団(香港)公司(China Netcom)は2日、香港で共同記者会見を開催した。両社は株式交換方式による合併により、新生・中国聯通を創立する。また、中国聯通は同社CDMA事業を中国電信集団(China Telecom)に売却する。
中国聯通取締役兼CEOの常小兵氏は記者会見で、中国聯通の総株式数は、合併完了後237億6450万株に増え、売買停止となった5月23日の株価終値18.48香港ドルをベースに算出すると、今回の合併総額は約4391億6700万香港ドルに達する見通しという。
中国聯通と中国網通の合併は、中国電信業第4次再編の一環となる。工業・情報化部、国家発展改革委員会(発改委)、財政部は5月24日、「電気通信体制改革の深化に関する通告」を発表した。同通告では、中国電信による中国聯通CDMAネットワーク買収、中国聯通と中国網通の合併、中国電信による中国衛星通信集団公司(China Satcom)基礎電気通信業務の合併、中国移動通信(China Mobile)による中国鉄道集団(China Tietong)の合併など諸方針が掲げられている。
6月2日の時点で、中国移動、中国聯通および中国電信は前後して再編計画を発表している。
「人民網日本語版」2008年6月3日 |