中国保険監督管理委員会(保監会)の16日の発表によると、今年上半期の中国保険業の保険料収入は合計5617.91億元となり、そのうち家財保険の保険料収入は1299.27億元、生命保険の保険料収入は4318.64億元だった。
前年同期のデータと比較して、今年上半期の保険料収入の上昇幅は51%となり、そのうち生命保険の保険料収入の伸びが目覚しく、伸び率は64%に達している。
15日に開催された全国保険業監督管理会議で、保監会の呉定富主席は、今年の生命保険保険料収入の増加は主に投資型保険商品のけん引によるものだと指摘した。上半期の投資型保険商品保険料収入の生命保険保険料収入全体に占める割合は79%で、同9%上昇した。
今年上半期には、巨大災害による保険金交付が多かったため、保険金交付総額は急増した。保監会のデータでは、上半期の中国保険業の保険金交付総額は前年比33.4%増の1543.88億元に上っている。
また、中国保険大手の中国生命保険と中国人民保険の上半期の保険料収入はそれぞれ1954億元、864億元で、中国の保険料収入全体に占める割合はそれぞれ約35%、15%となっている。
「チャイナネット」2008年7月17日 |