経済の変化は新たな職業の誕生を促す。
中華英才網の職業分類データバンクにみられる新たな変化は、インターネット、電子商取引(Eコマース)、ネットショッピング、新メディア、新エネルギー、医療・保健、教育・トレーニングなどの分野の人材ニーズが高まるとともに、人材不足も進んでいるというものだ。データによると、人材ニーズ全体に占めるコンピューターソフトウエア分野の割合は17.14%、ネット電子商取引は18.54%、インターネットハードウエアは8.81%、情報技術(IT)サービスシステムは13.18%。エネルギーおよび新エネルギー業界は8.30%で、過去のデータに比べて大幅に増加している。「市場報」が伝えた。
中華英才網の人材資源の専門家・張廷文氏によると、インターネットが生活に浸透するにつれ、新たな情報の入手方法に根本的な変化が生じ、新興業界の誕生が促された。たとえばモバイルディスプレー、屋外用LED、液晶などで、これが人材市場にも反映され、新たな雇用ニーズが力強く起こっている。また原油価格の高騰に伴い、中国にはエネルギー構造調整と新エネルギー産業発展のチャンスが訪れ、太陽エネルギー、風力エネルギー、潮力エネルギー、原子力エネルギーなどの分野で人材ニーズが大きく伸びている。風力エネルギー業界では、プロジェクトマネージャー、機械エンジニアなどに大きな雇用ニーズがある。
「人民網日本語版」2008年7月21日 |