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中国、工業構造調整で積極的な成果(3)
発信時間: 2008-07-25 | チャイナネット

業界再編が加速 産業集中の度合いは向上

今年に入ってから鉄鋼業の構造調整には重要な進展が見られた。唐鋼と邯鋼が河北鉄鋼グループに統合され、済鋼と莱鋼も山東鉄鋼グループを再編し、再編後の生産規模はいずれも3000万トンを上回った。また宝鋼が広鋼と韶鋼の買収を通じて規模拡大を果たしている。

セメント業のM&A(合併、買収)にも積極的な成果が見られた。中国南方セメントグループ会社の再編では実質的な進展があり、現在、新型乾法セメント生産能力はすでに4000万トンを上回っている。そして1億1千万トンの新型乾法セメント生産能力を持つ企業の同グループへの併合が進行中だ。企業再編後の乾法セメント生産能力は1億5000万トンに上る。

自動車業界上位10社の優勢もいっそう強まっている。電子情報製品製造業の地域集中も顕著で、5月末現在、一定規模以上で1000億元を超える企業の収入は、広東(5776億元)、江蘇(4162億元)、上海(2206億元)、山東(1396億元)、北京(1040億元)、浙江(1007億元)の6省・直轄市で、国全体の73.6%を占めている。

「チャイナネット」2008年7月25日

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