上海でこのほど開催された「2008年ブランド価値マネジメントフォーラム」において、各業界専門家は、「メイドインチャイナ」の世界的イメージを一日も早く変え、より多くの中国ブランドがグローバルブランドの仲間入りを果たすべきだと呼びかけた。新華社が伝えた。
同フォーラムは、総合ブランドマネジメント・コンサルティングの世界最大手・インターブランド社(Interbrand)が主催した。今年のテーマは「視界をデザインし、世界を変える」。国内外の商工業界や学術界から出席した約50人の専門家が、「グローバル化された環境の下で、卓越したブランド設計を武器として、各企業がいかに業績拡大を図るか」という課題をめぐり、掘り下げた討論を繰り広げた。
インターブランド社中国区CEOの陳富国氏は、国際化という壁に突き当たった多くの中国企業にとって、ローコスト製造や低価格という競争の優位性はますます不確かなものになりつつあると指摘した。同社が2007年に実施した調査によると、調査対象となった商業界人士の3分の2は、「メイドインチャイナ」が中国ブランドにとってマイナスだという認識を持っていた。
「人民網日本語版」2008年7月22日 |