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大陸部初の合弁空港、保税業務を開始
発信時間: 2008-09-12 | チャイナネット

杭州税関によると、杭州蕭山国際空港の保税倉庫がこのほど税関総署から運営認可を得たという。中国大陸部初の合資民間用空港である杭州空港で新しく保税業務がスタートすることで、その機能は著しく向上すると見られる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

杭州蕭山国際空港は中国大陸部初の合資民間用空港。杭州蕭山国際機場有限公司と香港機場管理局は2006年、杭州蕭山国際機場合資公司を共同で合資・設立した。同空港の2007年旅客取扱量は延べ1173万人、貨物取扱量は19万5600トンに達し、全国約140空港のうち第8位にランクインしている。

運営が始まった保税倉庫の総面積は2400平方メートル、主要機能は保税貨物の保管だが、加工貿易企業が取り扱う輸入材料の保管も行い、さらに国際航行船舶と航空器に提供する燃料、物品材料およびメンテナンス用部品も保管する。

保税倉庫の貨物は、税関が定める期限内であれば、輸入税減税が適用され、輸入ライセンスまたはその他の輸入許可文書の提出が免除され、輸出入企業の「在庫ゼロ」経営に有益となり、流動資金を増やす。保税倉庫に保管された輸入製品の販売が完了すると、最終荷受人が倉庫保管費用と関連税金を支払い、輸入拡大が促進される。杭州輸出加工区が空港に隣接しており、加工貿易企業の大量の予備用品も、至近距離で保管することが可能となった。

「人民網日本語版」 2008年09月12日

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