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質検総局、「日本が中国から輸入した米にメタミドホスを検出」の日本メディアの報道に応える
発信時間: 2008-09-26 | チャイナネット

国家質検総局輸出入食品安全局の責任者は、「中国から輸入した米からメタミドホスを検出」という日本メディアの報道についてインタビューに応えた。

記者:日本のメディアは、「『毒米』で農林水産大臣が倒れる』というタイトルで、日本の太田誠一農林水産大臣が9月19日に辞表したことを報道した。また日本の農林水産省は、2006年度と2007年度に中国から輸入した米799トンからメタミドホスを検出し、三笠フーズはそのうちの295トンを食用に使用したと法どうしているが本当だろうか。

国家質検総局:質検総局は日本の報道に注意を払い、在日本中国大使館、在中国日本大使館、中国の米輸出専門企業と関係検疫機構とともに上述の報道の内容を確認した。

確認した状況は次の通りだ。日本の一部のメディアで報道された中国米は、日本の農林水産省が2003年頃に輸入したもので、2006年度と2007年度に輸入されたものではない。これらの米は当時の日本の検査基準に合格している。日本では当時、メタミドホスの検査はまだ項目に入っておらず、メタミドホスは検査されなかった。日本は2006年5月29日から厳格な「ポジティブリスト制度」を実施し、メタミドホスの含有量は0.01ppmを上回ってはいけないと新たに規定した。

農林水産省は2006年度と2007年度、上述の米を食用米として市場に出す際に、2006年度の30トンと2007年度の769.92トンの中から、0.05ppmの残留メタミドホスを検出した。農林水産省はこれらの米を非食用米として三笠フーズに販売した。問題は三笠フーズが農林水産省の規定に違反して、そのうちの300トンの米を食用に用いたことだ。

国家質検総局は9月8日、在中国日本大使館と交渉を行なった時、日本大使館の関係者は、「農林水産省は問題の米を非食用として三笠フーズに販売し、三笠フーズは規定に反して転売した。これは日本国内流通管理の問題であり、中国側とは関係がない」と語っている。

中国の品質検査部門は、国際的な基準と輸入国の要求に従い、職務を真剣に履行し、品質検査を強化して、米を含む輸出食品の品質安全を確保する。

「チャイナネット」2008年9月26日

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