国慶節連休も後半に入った。各地の消費市場は非常に活気がよく、「ゴールデンウィーク」は多くの小売店に忙しくも巨額の収益をもたらしている。「中央電視台(CCTV)」が伝えた。
あるデータによると、広州の6つの大手百貨店では連休初日に売上が1億元を上回った。四川の被災地・徳陽市は一連の有効な経済刺激対策により、現地の物価が安定するだけでなく、長期休暇の最初の4日で現地スーパーの売上がそれぞれ2倍に増えるなど、休日経済も急速に回復した。
国慶節の大型連休は一般家電の売り上げシーズンでもある。上海・長春・南昌・呼和浩特(フフホト)などの大手電化製品店では、家電製品の価格合戦が繰り広げられ、カラーテレビの値段が初めて7割引にまでなった。済南・武漢・西寧・深センなどでは新婚夫婦がこのチャンスを狙って、家電一式を買い揃える姿もあった。家電チェーン大手の蘇寧電器華北区の範志軍CEOは「この連休バーゲンセー汲ヘ年間売上の15%を占める」と話す。
人気があるのは小売店だけでなく、杭州・蘭州・昆明・ウルムチなどの都市では高級ホテルがすべて一杯。天津・長沙・西安・太原・南寧などではビジネスホテルが人気を集めているという。
また、忘れてはならないのが、「食」。蟹シーズンだけあって、カニの売れ行きが上々だ。今年は国慶節に結婚式を挙げるカップルも多く、北京・重慶・鄭州・貴陽などのレストランは披露宴の予約が去年よりも10%以上増え、価格も去年より20%値上がりした。
「人民網日本語版」 2008年10月04日 |