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(3)観光旅行の動きに明確な変化が現れ、ピークは従来の連休より2日遅かった。連休初日と2日目の旅行者数は前年に比べて大幅に低下し、4日目に突如ピークを迎えて同33.42%増加し、今回の連休で一日当たりの増加幅が最も大きい日となった。今回は休日制度調整後初めての国慶節連休であり、こうした変化の原因として多方面の影響が考えられ、今後の研究と観察が待たれる。
(4)休日消費の需要が一層拡大した。連休中の消費が多様化・大衆化し、一連の新たな消費の成長スポットが現れた。マイカー旅行とフリーツアーが市場の中心となり、ビジネスホテルや民宿の人気が急上昇している。一部の人気観光スポットでは駐車場を一時的に数倍に増やした所もある。中国共産党ゆかりの地を訪ねる革命歴史観光、文化をテーマにした文化観光、科学に関連したサイエンス観光といったテーマのある旅行に人気が集まり、関連消費も大きく伸びた。大陸部住民の香港ショッピングツアーや金門、馬租、澎湖諸島経由の台湾旅行も人気だった。
連休期間中に全国休日観光部門間共同会議弁公室に寄せられた旅行に関する苦情は279件だった。事故報告は4件で、死者は2人、負傷者は4人、行方不明者は2人となっている。大事故の報告や重大な苦情はなく、今年の国慶節連休は無事に終了した。
「人民網日本語版」 2008年10月06日
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