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食糧価格安定とマクロ調整 農業部専門家
発信時間: 2008-10-07 | チャイナネット
 ――国際市場と比べると、中国の食糧価格の動きに2つの特徴があることがわかる。1つは上昇幅が穏やかであること、もう1つは価格水準が比較的低いこと。食糧価格の安定は中国の経済と社会の動きにどのような役割を果たしたのか。

 歴史を振り返ってもわかるように、中国の経済運営のなかで基礎的な価格である食糧価格は、全体的な物価水準とマクロ経済の動きに非常に大きな影響を与える。昨年下半期以来、中国のCPIは依然として昨年比5%以上の上昇を毎月保っている。その主要原因は、食肉と食用油の価格の上昇幅が大きかったことだ。それに対し、食糧価格は同時期、比較的安定を保った。ここ数年連続の食糧生産の増加や食糧価格の基本的な安定がなければ、昨年以来のCPI上昇幅はさらに大きかっただろうし、中央政府の求めるマクロ調整目標の実現もさらに難しくなっていただろう。

 「人民網日本語版」 2008年10月07日
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