イタリアのサクロ・クオーレ・カトリック大学の研究によると、最もクリエイティブな発想は夜型人間に訪れることが多い。常識にとらわれない発想をしたい人は夜更かしをしてみてはどうだろう。英国の日刊紙「デーリーメール」が伝えた。
最新の研究によると、創造性をさらに発揮するためには遅く眠った方がいい。少なくとも午後10時4分以後に眠る方がいい。なぜならこの時刻は、一日で最も創造性が強い時刻だからだ。一方、創造性が最も低いとされるのは午後4時33分。幸い、午前9時から午後5時までの勤務時間のうち、創造性の谷間にある時間はそれほど多くない。
クリエイティブな発想にとって、午後はまさに荒れ地だ。1426人の大人を対象とした調査では、98%の回答者が、「午後は最もインスピレーションに欠けた時間だ」と答えた。一方、約4分の1の回答者は、創造的な思考が最も活発な時刻として真夜中を挙げた。
ただ天才的な発想は、せっかくやってきてもすぐに去ってしまうのが難点だ。「アイデアがやってきても記録するひまもなく忘れてしまう」という人は58%にのぼる。また想像力に富んだアイデアを記録する能力は、男性よりも女性の方がすぐれているという。アイデアをおぼえておく方法としては、35歳以上の回答者の3分の1が、「手の甲に書いておく」という古典的な方法を使っている。大脳を活性化させる方法としては、44%の回答者が「シャワーを浴びる」を挙げた。
「人民網日本語版」2008年10月22日 |