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財政収入と税収低下し続け 中国は経済下降期に
発信時間: 2008-10-23 | チャイナネット

世界的な景気減速がついに中国に波及した。中国財政部が20日に公表した最新のデータによると、今年第1~2四半期の財政収入伸び率は(前年同期比、以下同)33.3%だったが、第3四半期は10.5%に低下した。7月から9月の財政収入の伸び率は、7月が16.5%、8月が10.1%、9月が3.1%と低下し続け、9月の中国税収収入の伸び率(前年同期比、以下同)も下がり、2.5%に過ぎなかった。

財政収入と税収の伸び率がともに低下しているのは、中国経済が下降の危機に直面していることをはっきり示していると専門家は指摘する。中国の経済成長の支柱は投資、消費、輸出であるため、現状では一層の輸出拡大策が必要だ。

税収の伸び率低下も下半期から始まった。税収の伸び率は7月に2003年以来初めて低下し、同月の税収の伸び率は13.8%と、前年度を19.3ポイントも下回った。8月は前年同期を31.9ポイント下回る大幅な落ち込みで、同11%だった。

曁南大学財政税収学科の高艶栄教授は、「財政収入の伸び率の低下は、中国経済下降期に入ったことを現している」と話す。

「チャイナネット」2008年10月23日

 

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