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中国の雇用状況、全般的に依然良好
発信時間: 2008-10-28 | チャイナネット
 人力資源・社会保障部は27日、第3四半期(7~9月)の全国社会保障状況を発表した。国際的な金融危機が実体経済の発展に影響を与えているなか、中国全土の就業状況は依然良好と判明した。今年1~9月、全国の都市部で新たに増加した就業人口は936万人、再就職を果たした失業者数は409万人、就業が困難とされる年齢層(女性:40歳以上、男性:50歳以上)の再就職者数は119万人に達した。一方、全国の都市部で登録されている失業者数は830万人と、前年同期比で5万人減少、都市部での登録失業率は4%となり、昨年末の水準を維持した。四川などの地震被災地で新たな土地で就業に成功した人の数は21万9千人、また地元で就職した人の数は86万5千人となった。

 中国政府は積極的な就業政策を講じることで、政府としての就業促進責任をより一層果たす意向であり、▽中央財政就業資金の地方政府への交付拡大▽税収・信用貸付・工商管理などの方面での創業認可制度の緩和▽非就業家庭および就業困難な人々に対する再就職支援制度の構築―――などを柱に掲げている。

 「人民網日本語版」2008年10月28日
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