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中国の交通運輸部門、5兆元の投資計画を検討
発信時間: 2008-11-07 | チャイナネット

中国国務院が鉄道部へ2兆元(約30兆円)の鉄道建設投資計画を承認したのに続き、交通運輸部門は今後3年から5年にかけて5兆元(約75兆円)の投資計画を検討していることが明らかになった。

この5兆元の投資は、「五縦七横(南北五本・東西七本の国道主幹線:五縦は同江~三亜、北京~福州、北京~珠海、エレンホト~河口、重慶~北海 七横は綏芬河~満州里、丹東~ラサ、青島~銀川、連雲港~ホルグス、上海~成都、上海~瑞麗、衡陽~昆明)」のプロジェクトを前倒しにして完成させるほか、港湾、埠頭建設関連の投資も強化する。

北方交通大学経済管理学院の張文傑教授は、「港湾や埠頭建設の投資拡大はとても必要だ。この分野で中国は先進国に及ばず、経済発展の趨勢にも追いついていない」と、この5兆元投資計画に賛成している。

また対外経済貿易大学金融学院の丁建臣教授は、「5兆元という額は大きな額に聞こえるが、現在の中国の国力からすれば大きな問題はない」と評価する。

「チャイナネット」2008年11月7日

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