ホーム>>経済>>視点 |
中国地方人民政府の18兆元の投資プラン |
発信時間: 2008-11-26 | チャイナネット |
|
(3)プランの一部
▽北京市:今後2年で1200億~1500億元の政府投資を拠出し、1兆元の社会投資を呼び込む。今後2年で総延長100キロの軌道交通を建設し、市内全域の高速道路網を計画を前倒しして完成させる。華能集団をはじめとする四大熱併給発電所、陝西省と北京市とを結ぶ3本目の天然ガスパイプライン「陝京三線」、南方の水資源を北方に輸送する「南水北調」プロジェクトの関連工事などの建設を加速させる。
▽雲南省:今後5年で約3兆元を投入する。建設中の中国・ミャンマー石油・天然ガスパイプラインと石油製錬プロジェクト、「雲桂鉄道」や「麗香鉄道」などの大規模プロジェクトを進める。 ▽広東省:今後5年で2兆3千億元を投入する。主な投資先は珠江デルタ地域の軌道交通と「武広客運線」。 ▽上海市:2010年をめどに、1600億元の政府資金をプロジェクト建設に拠出し、社会投資1兆1千億元以上を呼び込むことを目指す。主な投資先は軌道交通建設、複数区域にまたがる主・副幹線交通網の建設、上海国際博覧会の準備・開催。 ▽遼寧省:2009年に1兆3千億元を投入する。主な投資先は進行中の重要インフラ建設プロジェクト、サービス業の発展、県都経済の発展。 ▽浙江省:再来年をめどに、全省規模で政府投資が主導するプロジェクトを対象に3500億元を投入し、1兆元の社会投資を呼び込む。主な投資先は沿海地域の鉄道建設、銭塘江中~下流域の水上輸送開発。 ▽吉林省:今後数年で約4千億元を投入する。主な投資先は黒竜江省哈爾濱(ハルビン)市と遼寧省大連市とを結ぶ「哈大客運専用線」、吉林省の長春市と吉林市とを結ぶ「長吉都市間鉄道」、東部地域の鉄道建設、空港の拡張工事など。 |
|