中央政府の内需拡大政策を受けて、建設銀行による大規模融資の発表が相次いでいる。建設銀行は1日夜、天津浜海新区と戦略パートナーシップを結ぶ合意書に調印した。合意書によると、建設銀行は今後3年、天津浜海新区の各種のインフラプロジェクトやその他の大型プロジェクト、中小企業、特定業界に向けて、1800億元以上の貸し付けによる支援を優先的に提供していく。「京華時報」が伝えた。

　建設銀行はすでに、鉄道部や浙江省・四川省の一部の企業に対し、総額4831億元の与信枠を提供することを決めている。そのうち金額の最も大きいのは鉄道部だ。建設銀行は11月17日、鉄道部と「戦略協力協議」を調印し、鉄道部とその下級組織、2008年から2010年に鉄道部が計画している重点的な鉄道プロジェクトに向けて、政策の規定する限りの最優先の方法で3580億元の与信枠を提供することに合意している。

　「人民網日本語版」2008年12月3日