中国人民銀行(中央銀行)が13日発表した金融統計によると、2008年通年の銀行貸付が合理的に伸び、金融システムが安定化し、人民元の価値が基本的に落ち着き、国民経済の安定した比較的速い発展を促した。
2008年12月末のマネーサプライ(M2)残高は、前年同月比17.82%増の47兆5200億元となり、伸び率は前年末よりも1.08ポイント、11月末よりも3.02ポイント伸びた。マネーサプライ(M1)残高は、前年同月比9.06%増の16兆6200億元となり、伸び率は前年末よりも11.99ポイント落ち込み、11月末よりも2.26ポイント上昇。通貨流通量(M0)残高は前年同月比12.65%増の3兆4200億元となり、通年の現金投入量は3844億元、前年より541億元多かった。
中国の外貨準備高は12月末、前年同月比27.34%増の1兆9500億ドルだった。通年の外貨準備高は4178億ドル増えたが、増加ペースは前年よりも411億ドル少なかった。12月の外貨準備高は前年同月比300億ドル増の613億ドルとなった。12月末の人民元対ドルレートは6.8346元。
「人民網日本語版」2009年1月14日