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2008年、中国の対外直接投資が63.6%の大幅増
発信時間: 2009-01-16 | チャイナネット

中国商務部の姚堅報道官は15日の記者会見で、昨年第4四半期以来、中国の外資利用額が低下傾向をたどっており、10月から実質外資利用額が連続で前年同期比マイナス成長となったが、注目しなければならないのは、対外投資の面で、2008年の中国の非金融類対外直接投資額は406億5000万ドルに達し、前年比63.6%増となったと述べた。

外国貿易企業の市場の変化への対応力が向上

中国企業の市場の変化への対処力が向上しつつあり、これは外国貿易を発展させる上で最も重要な原動力となっている。例えば、温州のある靴製造企業が生産の一部を他の企業に委託し、ハイエンド製品とブランド品の開発に注力し、輸出靴類製品の付加価値の向上を図る動きが出ている。

姚堅報道官は、中国の労働集積型の在来輸出製品には依然として非常に強い競争力を持っていると指摘した。昨年11月、家具、かばん、靴類製品の輸出はいずれも二ケタの伸びを示した。税関のデータによると、2008年の年間衣服類輸出額は前年同期比4.1%増、靴類は同17.2%増、家具は同21.5%増だった。

2008年12月の実質外資利用額が5.73%の低下

外資導入の面で、サービス業の伸びが比較的に速かった。昨年1~12月、サービス業(銀行、保険、証券分野の外資利用額を除く)の実質外資利用額は前年比24.23%増の381億2000万ドルで、同じ時期の全国のそれの41.26%を占めた。そのうち、西部地域の実質外資利用額は同79.84%増、中部地域は同36.44%増となり、伸び幅はそれぞれ全国の平均水準を56.26、12.86ポイントを上回った。

しかし、昨年第4四半期以来、外資利用額は低下傾向に転じ、10月から実質外資利用額が2カ月連続のマイナス成長となった。12月、全国における新規設立外資系企業の許可件数は2562件で、同25.78%低下し、実質外資利用額は59.78億ドルで、同5.73%低下した。

対外投資の面で、2008年において中国の投資家が世界の112の国・地域の1500余りの企業に対して直接投資を行っており、同年の非金融類対外直接投資額は63.6%増の406.5億ドルとなった。

買収合併(M&A)は対外投資の50%を占めた。いくつかの重要産業は一層海外での投資機会を広げることが必要であり、これから大きな発展が期待されている。

「チャイナネット」2009年1月16日

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