大まかな統計によると、2008年の北京市の地域総生産（GRP）が前年比9％増の1兆元を突破し、1人当たりの平均GRPは8千ドルを上回る見通しだ。北京市第13期人民代表大会第2回会議で明らかになった。

　北京市の地方財政収入は昨年、前年比23.1％増の1837億3000万元に達し、全社会固定資産投資は約3900億元だった。第3次産業がGRPの73％前後を占め、消費による経済成長への刺激作用が著しく増し、社会消費品小売総額は前年比20％増の4500億元にのぼった。都市部住民の平均可処分所得（NDI）は前年比7％増の2万4725元、農民の平均所得は前年比6.5％増の1万747元だった。

　「人民網日本語版」2009年1月15日