世界最大のファーストフードチェーンのマクドナルドは北京で4日、中国で販売している商品の40%を1年間割引きする方針を発表した。マクドナルド中国のジェフリー・シュワルツCEOは、「今回はマクドナルドが中国市場に進出して以来最大規模の割引を展開する」と表明。
金融危機の影響で、ファーストフードの巨頭であるマクドナルドとケンタッキーフライドチキン(KFC)は中国で順番に販売促進キャンペーンを開始、KFCが最近2カ月間のキャンペーンを終えると、今度はマクドナルドが大幅な割引きを始めた。
マクドナルドグループは昨年、第4四半期の利益が前年同期に比べ23%も激減。ジム・スキナーCEOはこのほど米国本土の宣伝活動で、「世界経済が衰退する状況化にあってより多くの消費者を引き付ける」と表明した。
マクドナルドの中国での大規模な割引キャンペーンと積極的な店舗拡大計画はまるで量によって確実な利益を確保しようとしているかのようだ。マクドナルドは今年中国で新たに175店オープンする計画を打ち出し、すでに最初の1カ月で53店が新たにオープンした。中国大陸部はマクドナルドが今年世界市場で新オープンする店舗が最も多い地域となる。
「人民網日本語版」2009年2月5日 |