商務部の姚堅報道官は16日の定例記者会見で、2009年1月の全国の実質外資利用額は75億4100万ドルで、前年同期に比べて32.67%減少したと明らかにした。中国の外資導入は、昨年第4四半期以降、減少傾向で、実質外資利用額は4カ月連続でマイナス成長になった。
姚堅報道官は、2009年1月の外資導入額は、世界金融危機や昨年同時期の異常な伸び、春節(旧正月)の影響で、ある程度減少したが、2008年の月平均実質外資利用規模だった76億9900万ドルと比べるとおおむね横ばいであり、世界金融危機が深刻化し始めた去年9月以降の月平均実質外資利用規模61億6600万ドルを上回っていると述べた。
2008年の全国の実質外資利用額は、前年比29.7%増の1083億ドル。そのうち非金融分野の新規許可外国投資企業は同27.4%減の2万7514社で、実質外資利用額は同23.6%増の924億ドル、金融分野(銀行、証券、保険)で新規許可された中国と外国による合弁銀行やノンバンク、ファンド管理会社、証券会社、保険会社は23社で、実質外資利用額は同68.4%増の159億ドルだった。
「チャイナネット」2009年2月17日 |