新疆維吾爾（ウイグル）自治区労働・社会保障庁によると、同自治区が打ち出す「創業推進と就業促進に向けた実施意見」には、より多くの創業チャンスを生み出すため、多くの創業希望者への優遇措置が盛り込まれた。このうち、登録資本金を分割で準備することや資本金の頭金が20％あれば登録可能といった措置は、手元資金不足のため創業の一歩を踏み出せなかった人達にチャンスをもたらすことになった。「新疆都市報」が伝えた。

同自治区は今後、「全民創業」をスローガンに、大学・高校・専門学校卒業生、都市の失業者、郷里に戻り創業を目指す農民工（農村から都市に出て働く臨時就労者）、身体障害者、失地農民（開発による農地収用で土地を失った農民）、復員軍人・転業軍人、留学帰国者などの創業を奨励・支援する方針。特に、大学・高校・専門学校卒業生、城鎮の失業者、郷里に戻り創業を目指す農民工の創業を重点的に指導・促進する。

「人民網日本語版」2009年3月2日