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夜逃げやリストラ、危機で現れた7つの「不道徳」
発信時間: 2009-03-13 | チャイナネット

(3)対岸の火事

温家宝総理は「中国政府網」のゲストに招かれた際、利益だけを単純に考えて中小企業に融資をしない金融機関を批判した。「危機が襲いかかり国家が困難に陥っている現在、我々は、制度の改善という土台の上で、中小企業に向けて積極的かつ自発的にサービスを提供しなければならない。国家による支援の実際行動の一つだ」。

(4)偽物の生産販売

福田雷沃重工の王金富・董事長(人民代表)によると、一部の企業は現在、クオリティーの引き下げによって製品価格の下落に対抗しようとしている。偽物の生産販売などの非合法な手段で製品価格を下げ、販売量を拡大しようとする動きまである。このようなやり方は、市場の秩序を大きく乱すばかりでなく、安全面でのリスクを消費者に負わせることになる。

(5)経営陣の高額報酬

「崩壊寸前」と言われる不動産業界だが、経営陣への報酬支払いにあたってはとても気前がいいようだ。ある企業では、高級幹部への報酬総額が07年の4倍以上にふくらんでいるという。中山大学の毛蘊詩・教授(政協委員)は、「経営陣の高額報酬と企業の業績とのコントラストは、道徳面で彼らが劣等生であることを示している」と指摘する。

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