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日中鉄鋼大手、世界市場における競争が激化
発信時間: 2009-04-07 | チャイナネット

『日本経済新聞』の5日の報道によると、中国鉄鋼大手の世界鉄鋼企業における順位上昇や、コスト競争力の向上により、日中鉄鋼大手の世界市場における競争は激化の様相を呈しているという。

『日本経済新聞』の5日の報道によると、中国鉄鋼大手の世界鉄鋼企業における順位上昇や、コスト競争力の向上により、日中鉄鋼大手の世界市場における競争は激化の様相を呈しているという。

この報道はイギリスの金属専門誌が先日発表した2008年世界大手鉄鋼企業生産高ランキングを引用し、アルセロール・ミッタル社と新日本製鉄は依然として1位と2位を占めているが、中国鉄鋼業の再編により、中国鉄鋼企業最大手である「宝山鋼鉄」は前年の5位から3位に上り詰めたと説明した。これと同時に、日本のJFEスチールは3位から5位に転落。「宝山鋼鉄」のほか、中国の「河北鋼鉄集団」、「武漢鋼鉄」、「江蘇沙鋼集団」も世界鉄鋼企業上位10位にランクインした。

中国鉄鋼業産業も同様に世界金融危機の衝撃を受けているが、中国政府は内需拡大のための多額投資を行っており、中国市場の鋼材需要は回復傾向にある。一方、日本の鉄鋼企業は昨年秋から大幅減産を余儀なくされ、そのため、2009年の世界鉄鋼企業ランキングでは日本企業の順位は引き続き下がることが予想される。

勢力を拡大している中国鉄鋼企業は最先端技術に目をつけ、国際市場の大幅開拓、海外鉄鋼企業の買収加速化を進め、新日本製鉄を代表とする日本の鉄鋼大手にプレッシャーを与える。日本の企業は挑戦を受け、やむを得ず再編することになるかもしれない。日本政府は大手鉄鋼会社の合併、再編について検討しており、鉄鋼企業の新技術開発の加速化や海外市場開拓の強化を図る方針だという。

「チャイナネット」2009年4月7日

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