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貸付の激増が経済回復の資金の基礎を定める
発信時間: 2009-04-12 | チャイナネット

中国人民銀行が11日発表した統計のデータによると、中国が今年3月に新たに増加した人民元の貸付金は1.89兆元に達した。現在まで、四半期の人民元が新たに増加した貸付金はすでに4.58兆元に達している。

何人かの経済学の専門家は、貸付の激増は先程政府が投資した4兆元に代わって、金融が経済界に資金を提供しており、全世界の経済が普遍的に低迷しているなかで、中国の経済が先に回復する基礎を与えるものだと指摘している。

アジア開発銀行の庄健中国駐在代表は、現在、貸付の質は依然として高いレベルを維持しているが、経済の回復や企業の資金需要の増加に伴って、今後もまた不良債権の問題に注意するべきだと語った。

 

「中国国際放送局 日本語版」より 2009年4月12日

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